珍しいピアノ
先週、京都のお寺で、とても素敵なコンサートで演奏させていただいたのですが、そこに置いてあったピアノがとても珍しかったのです。
「レンナー社」という、ピアノのハンマーやアクションなど、1世紀以上もの間、最高峰のピアノパーツを作っているドイツのメーカーがあるのですが、なんと、そのレンナー社のアップライトピアノが入っていたのです!
私は今までに、ヤマハ、カワイ、ディアパソン、ボストン、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、グロトリアン、ブリュートナー、ザイラー、シュタイングレーバー、プレイエル、エラール、ペトロフ、ファツィオリ、シンメル、サミックなどなど、大学内のレッスン室や練習室、コンサートホールや講習会で訪れた会場などで、世界の様々なメーカーのピアノを演奏する機会に恵まれましたが、レンナー社製のピアノを弾いたのは初めてだったように思います。
昨日、自宅のスタインウェイの調整にいらした調律師さんに、レンナー社製のピアノを弾いてきた話をしたところ、「レンナーのピアノ本体ってそんなに数無いですよね。え!?京都のお寺にあるんですか!?!?」と、驚かれていました👀そんな貴重なピアノが演奏できて、光栄でした☆
ピアノにはそれぞれに個性があり、いつも驚きと発見があります。このピアノはこんな曲が合うだろうな、このピアノだったらこんな風に演奏したいなと、イメージが次から次へと沸いてきます。
私のレッスン室では、ヤマハとスタインウェイのグランドピアノを、その時々に合わせて選択しレッスンしていますが、私のもとに集まってくださる生徒さんには、どんなピアノでも、自分の個性が光る演奏が出来るようになってほしいと願っています☆
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